
みどりホールディングスのグループ会社である第一エリアデザインは、アルパーク東棟3階に「シン・マリホ水族館」をオープンした。2024年12月に閉館した広島県広島市の「マリホ水族館」が、約1年ぶりに再始動した。
広島市「マリホ水族館」が1年ぶりに再始動

1年ぶりに再始動した「シン・マリホ水族館」は、“一滴の水から始まる物語”をコンセプトに、9つのエリアで、川や海の生き物など約200種、約1500匹の生き物を展示。広さも「マリホ水族館」の約2倍になり、ゆっくり過ごせる空間づくりを行っている。
新旧の展示が楽しめる「シン・マリホ水族館」

「マリホ水族館」の一番の見どころだった広島天然記念物“ゴギ”が生息する渓流を再現した水槽を、「シン・マリホ水族館」でも展示。ゴギをはじめ淡水魚やサンゴ礁域の生物、クラゲの仲間など「マリホ水族館」で行っていた展示だけではなく、水辺や樹木などに生息する生物など、新しい展示も楽しめる。
9つのエリアで構成
9つのエリアは『一滴の水』『あふれる瀬戸内の命』『うねる渓流の森へ』『たゆたうクラゲ』『輝くサンゴの海』『ゆらめく緑の惑星』『陸をはぐくむ一滴の水』『カープ鯉の池』『イベントコーナー』となっている。

『一滴の水』では、小さな一滴の水が集まり、それらが川や海になって、さまざまな水環境を生み出し、水族館の新たな物語がスタートするということを表現。
『あふれる瀬戸内の命』では、豊かな海の幸とさまざまな水景を紹介。

『うねる渓流の森へ』は、渓流を再現した水槽の中に、広島で見ることができる身近な川の生物が。広島県の天然記念物“ゴギ”を見つけてみては。
『たゆたうクラゲ』は、浮遊感のある数種類のクラゲが観察できる。『輝くサンゴの海』は、サンゴ礁が作り出す複雑な地形に多種多様な生き物が生息。『ゆらめく緑の惑星』は、緑あふれる熱帯雨林の川を再現。

また陸の生き物が展示されている『陸をはぐくむ一滴の水』では、一滴の水が育む陸上生物を紹介している。他にも、広島人の魂『カープ鯉の池』、季節に合わせた展示や企画が楽しめる『イベントコーナー』が設置されている。
広島ならではの生物が見られる「シン・マリホ水族館」。ショッピングの途中に立ち寄ってみては。
■シン・マリホ水族館
所在地:広島県広島市西区草津新町2-26-1アルパーク東棟内 3F
営業時間:平日10:00~18:00、土日祝10:00~19:00 ※最終入館は閉館30分前まで ※一部特殊時間あり
休館日:シン・マリホ水族館ホームページの営業日カレンダーに準ずる
◇当日券入館料金
平日:大人(16歳以上) 1,200円、小人(7~15歳)700円、幼児(3~6歳)400円、2歳以下無料
土日祝・特定日:大人(16歳以上) 1,400円、小人(7~15歳)800円、幼児(3~6歳)500円、2歳以下無料
◇年間パスポート
大人(16歳以上)3,600円、小人(7~15歳)2,100円、幼児(3~6歳)1,200円
※購入後1年間、何度でも来館可能。
※こう購入特典:駐車場1時間無料、優先入場、再入館
公式ホームページ:https://shin.mariho-aquarium.com
(夏木里緒)